分かりやすい脚本にメリーポピンズの誕生秘話というかモデル等、ファンが知れて嬉しいこと満載で、見やすい作品でした。
ただ、あまりにも一本調子過ぎないかな？
現実と過去を交互に繰り返して振り返りながら話が進んでいくんだけど、実話ということもあり突拍子もない展開が無いので、
淡々と進むなぁという印象。
作者や遺族は、よくここまで嫌な女性として描かれる事を許したなぁと思います笑
ひたすら嫌味っぽいおばさんが主役で、実は人間味ある所がギャップで魅力的な人物なんだけど、ひたすらヘイトを貯めるようなキャラでもあるから苦手な人が見たらとことんダメだと思う。僕は好きです。
そして今後映画史において、ミッキー＆フレンズのぬいぐるみに悪態付きながらぶん投げたり、ディズニーを金稼ぎと言い切ったりする描写は現れないと思います笑笑
ウォルト・ディズニー氏の交渉術だったり天才肌な部分だとか、やはりとんでも無い人物だと知りました。でもタイトルからして、深いエピソードが与えられたり掘り下げられたりだとか、氏本人の歴史を語る作品を期待しちゃってました。
ミッキー取られないように奮闘したエピソードとか、もっとそういうのを聞きたい！
