メリー・ポピンズは何度か観たことあるし、歌も好きだけど、見えていなかったものがまだまだあるな~と思い知らされる作品。
トラヴァース夫人がメリー・ポピンズで守りたかったものと、ウォルトがメリー・ポピンズで伝えたいことが通じ合ったとき、私の知っている「あのメリー・ポピンズ」が生まれたな、と思える瞬間があって鳥肌だった。
現実では上手く守れなかったけど、確かに存在した家族の愛おしい物語が原作には託されている。
人には色んな側面があって、人が集まって構成される家族も多面的。
どんな家族にも不幸に見えるところはあって、その一方で幸せな思い出も共存してる。
罪の意識にとらわれるのではなくて、赦すために映画を作るっていうのが良かった。
個人的にはシャーマン兄弟がアレコレ悩みながら曲作ってるところが見られてアツかった!
ウォルトが愛した音楽の存在感は伊達じゃない。