このレビューはネタバレを含みます
トラヴァース夫人の想いを知ったうえで、「メリーポピンズ」をもう一回観たくなった!
夫人の父への想い…
エンディングの凧揚げのシーンを変更する提案を受けたとき、あの頑固でへそ曲がりとさえ思える夫人が密かに踵でリズムを取るのを見たときは、感動!
でも、夫人は頑固でもへそ曲がりでもなく、父への強い想いを持ち続けているからだということがだんだんわかり、だからこの作品にすごくこだわる。
楽しい思い出だけではなく、苦しいツライ思い出も物語にしている夫人の大切な作品。
運転手の方に…。
みんな障害を持っているの、どんなことだってできるはずよ!
アインシュタイン…
ゴッホ…
ルーズベルト…
フリーダカーロ…
裏側には…ウォルト・ディズニー。
夫人なりの洒落た伝え方がすごく素敵!
ウォルト氏とのサシでの話し合い。
約束は必ず守る!
心の奥底にあるものに触れる話し合いに、涙、涙、涙…。