たますけ

ウォルト・ディズニーの約束のたますけのレビュー・感想・評価

4.0
どうしてこんな邦題をつけちゃったのでしょうか。
「Saving Mr. Banks」が一番しっくりくるのになぁ。

メアリーポピンズは子供の頃から大好きでずっと読んでたし、今でも本棚に入れてある。英語版の本も持ってるくらい。
だから、トラヴァース氏があんなに偏屈な女性だったなんてちょっとビックリしました。
まぁ。。嫌なおばちゃんですわね。汗

「なんだこいつ、なんだこいつ」って言いながら見始めたのに、ストーリーが彼女の幼少期と現在を交差しつつ織り込まれていくうちに、その嫌な性格まで愛らしく思えるようになってきました。
愛らしく幼いヘレン。
偏屈じゃなくてただ真っ直ぐで不器用な人だったんだな。
ミュージカル映画「メリー・ポピンズ」にそんな想いが込められているなんて全然知らなかった。
ラストのSaving Mr. Banksの文字に泣けました。
そしてエンドロールに流れるテープレコーダーの声にまでも…。
トラヴァース氏と運転手との交流も良かったなぁ。
一番印象深かった台詞は「Only Today」(今を生きるだけ)

「メリー・ポピンズ」をあらためて見てみたくなりました。
たますけ

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