ランボーでありたい

犯されたお嬢さま/女子寮を襲う聖夜の殺人鬼のランボーでありたいのネタバレレビュー・内容・結末

1.4

このレビューはネタバレを含みます

*犯人のネタバレしています*
クリスマスホリデーで浮かれている高校女子寮にサンタクロースの恰好をした殺人鬼が出現!!80年代に量産されたスラッシャーホラーのひとつ。監督は「鮮血の美学」で大暴れしていたデヴィット・ヘス

<あらすじ省略>

「犯されたお嬢さま」ってなんぞ?虚偽もいいとこやで・・。コイツら自らすすんでセックスしてます。あっちでセックス、こっちでセックス。他にやることあるだろうにねぇ。
邦題は大変素敵な仕上がりですが、中身に関しては正に量産品のそれ。ミスリードもツイストも大した工夫のないものですし、似たようなのを死ぬほど見たような気がします。
ファイナルガールも開始5分ほどで大体察しが付くでしょう。さらにその子は途中でヘアースタイルをツインテールにチェンジして追い打ちをかけてきます。『わかった、わかった!!純粋無垢だね~』であります。
見せ場となる殺人鬼によるアタックシーンも突出したものはありません。シャワーヘッドが生首!?ってのとか結構いいアイディアなのに全く活かしきれず勿体無い。サンタ殺人鬼さんはマスクのせいで視界が相当悪いのでしょう。終始足元がおぼつかず大変不便なご様子。マスクのポジションを逐一なおしながら襲い掛かってくる姿はキュートではあります。

なにはともあれ高校生おっぱい達が悲鳴をあげながら逃げ惑う様子をお楽しみください。文句ばかり言ってきましたが中途半端に曲は良かったりするので憎めなかったりはします。

最後に。

『おたくら夫婦でサンタのコスプレして何してんだ!!死んだ娘が泣くぞ・・。』

北米版BDで初見