ささ

大統領の執事の涙のささのネタバレレビュー・内容・結末

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

歴代アメリカ大統領に仕えた執事のお話。
主人公のセシルは農園育ちで、白人に親を殺害され、生きていくために白人に仕える仕事に就いた。セシルの子どもであるルイスはそんな親が嫌で、公民権運動など黒人の自由のためにたくさんの運動を行っていた。2人は一見対局にいるように見えて、実際には同じ方向を向いていたように思います。セシルは歴代大統領に献身的に仕えることで、黒人の尊厳を守ろうとし、ルイスは積極的な運動を行うことで、黒人の権利を得ようとした。
何度も辛い場面がありましたが、最終的にセシルとルイスが仲直りし、アメリカ初の黒人大統領が誕生し、希望がみえてよかったです。

小学生の頃、オバマさんが大統領になってモノマネが流行るくらい大きな出来事だったけれど、黒人からしたらどれほど大きな希望だったのか、理解できた気がします。
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