今年5月アメリカでジョージフロイドさんの事件があり、人種差別問題についてスポットが当たってる中でもう一度見返してみた。
少なからずも差別的な現場の中でただ空気のようにホワイトハウスに勤める執事の物語。息子はやや過激的な方法で差別撤廃に動いてる中、父セシルは誠実に職務を務め上げることで黒人の価値を上げようとしている。世界を変えるのはそんな簡単なことではないが60年代よりかはマシになったアメリカでは表でも裏でも小さな努力をしていた人々がいることを理解しなければいけない。
作中、セシルの師匠?のようなホテルマンが黒人は2つの顔を持てと言ったが全人類が自分1人の素の顔で過ごせる世界を作り上げなければならない。
KKKなどの過激派の活動についてはブラックランズマンという映画もおすすめ。
どちらもアメリカの人種差別問題の歴史(特に現代)がある程度理解できてなおかつ面白い。