Michael

ハドソン川の奇跡のMichaelのレビュー・感想・評価

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)
4.0
2009年に起きた飛行機トラブルの映画。ドキュメンタリーに近いような?
プロフェッショナルとはこういう人のことなんだなと思った。最後の特典映像でもあるように42年間飛行機のパイロットをして彼がエンジントラブルを引き起こしたのはたった1回。生と死の狭間で208秒の間で状況を判断し決断し行動する。そしてこの奇跡ははサリーが日頃過去に起きた事故を調べていたことや、操縦であったり、高いプロ意識を持ち今まで積み上げてきた経験により導かれたものだろう。ある種の必然的なことのようにも見えた。
実際に、映画の中でも何度かフラッシュバックにあいながらも公聴会等でサリーが感情をあらわにしないのが自分がプロとして当たり前のことをした自信や誇りがあったことを表しているように思える。
映画としても過去と現在のシーンが頻繁に行き来するがわかりやすくまとめられておりすっきりとしている。
良作
Michael

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