スローターハウス154

ダーク・ブラッドのスローターハウス154のレビュー・感想・評価

ダーク・ブラッド(2012年製作の映画)
3.9
2017/3/7 DVD

リヴァーファンにとっては特別な映画のはず。未撮影部分を監督のナレーションで補っての「完成」。一度お蔵入りとなった本作を執念で蘇らせた監督に圧倒的感謝っ…!
寡黙な狂気を感じる内容もさることながら、撮影期間中に急逝したこの前途有望な俳優の惜しすぎる死に対する追悼作である。。
中途半端な作品になったのはしょうがない。僕も観る前はあまり期待していなかった。でもリヴァーの死の影を差し引いて観ても奥深い作品だと思った。
理解できないものは強制的に片付けようとするような「迫害」について、とか..
イヤ、込められたメッセージもっと深いはず。。

言っても仕方ない事なんだけど、リヴァーの死は本当に惜しいな。彼がこの作品を完遂してたら、これが新たな代表作になっていたかもしれない…そしてもっと色んな傑作に出演して、俳優としての第一線にいるはずなんだろうなあ…と思わずにはいられない。
ほんとに、これからって時に逝ってしまった人。
リヴァーに出会えて良かった。合掌🙏🏻