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スター・ウォーズ/フォースの覚醒のvilljobbaのレビュー・感想・評価

5.0
映画館にダースベイダー来てた笑

今回のSWお祭りに参加できることが本当に嬉しい。2015年にもなって、初めて私はスターウォーズに追いつけた気がする。
2と3は映画館で観たとはいえ、小さい頃に親に連れられただけだったし、今回が初めて自分の意志でのリアルタイムスターウォーズ。
新3部作世代である私は今まで、1977年から映画館で追い続けてるSW世代のおっさんや、猿の惑星やシックスセンスをネタバレ無し映画館で観ていたおっさんたちからすれば、にわかファンでしか無く、そんなおっさんたちを日ごろから羨ましがっていた。
今週ついに、そんなおっさんたちと(ほぼ)同じ気持ちでワクワクしながら足並み揃えて未知のスターウォーズを観に劇場に足を運べることが光栄であった。
そしてオープニングのジャーーーン!!!で鳥肌を立てることができた。

全体のプロットはエピソード4に似ている。似すぎ。
私は旧三部作にある映像の古さやレイア姫の不人気という数少ない欠点のため、製作に行き詰ったらリブートしても嬉しいよ、と思っていたのだが、その願いが叶った気分。新シリーズは現代に甦った新しいエピソード4~6になるのだと思う。
なので展開は驚くほど途中で予測できる。一番の山場であろう例のシーンとか、舞台が整った時点で察してしまう。でも、バレバレな新主人公の境遇もそうだけど、なんだかんだ実際にその展開が訪れると衝撃や感動がメッチャくる。

次にキャラクターについてだけど、ハンソロやC-3POみたいな旧キャラズルい。出てくるだけで大興奮だもの。ちゃんとエピソード6の続き感がバリバリ出てた。
新キャラもとても良い。BB-8かわいい。あざとい。
新しい主人公であるレイも、好み。戦う女かっこいい。まだ未熟な女性だし、新しいSWって感じが出てる。今後のシリーズでも心から応援したくなるキャラだった。
最後の「覚醒」も、分かっちゃいたけど震えるぜ。
ポケモンのライバル的ポジション(これがマジでアツい)となる彼も、ダースベイダーとの差別化ができてるし、ダースモールの存在と同様に、新シリーズ特有の新しさが出てた。「ライトセーバーの柄の部分のアレ要らないだろ」と思ってたけどちゃんと活用してて笑った。
そんな新キャラたちの登場は違和感なく、最初からSWの世界観に溶け込んでくれている。
旧キャラと新キャラのコンビもGood。最後の出発の2人とか、観ててワクワクする(そしてかわいい)。

あらゆるネタバレを遮断して観に行ったので、wikipediaを観てびっくり。豪華なキャストだったけど、ほとんど誰だか気付かなかった。
新主人公を演じた女優デイジーリドリー(身長170cm!!)がFilmarksに載ってないのが悲しい。今後の映画史での活躍を祈っております。
この人私よりわずか2歳年上(学年的には1個上)だよ。スターウォーズのメインキャストに同世代が採用されるという時代の変遷が恐ろしい……
(Silent Witnessというドラマで既にヌードを披露している)

訳あって途中で一旦席を立って空白の部分があるので、年始にもう一回観に行く。
端の席だから前は通ってないけど集中を削いでしまい申し訳ありませんでした、劇場のみなさん。

止まらないワクワク。
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