mayu

スター・ウォーズ/フォースの覚醒のmayuのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

生まれて初めて、STAR WARSを映画館で観ました。
そんな世代です。

こんなにキャラクターが豊かで、愛らしい映画は他に知らないよ。

色々今後が気になりますが、とりあえず、カイロ・レンがとても好きです。(以下カイロ・レンへの愛)
おじいちゃんに当たる、ベイダー卿の意志を継いでダークサイドに落ちてしまったレンちゃん。でも意志が弱くて、光の影響を受けて不安定になっちゃうレンちゃん。お父さんと向き合って涙するレンちゃん。そんな姿は観ていてほんとに辛い。
そもそも、ベイダー卿は息子を受け入れ、息子に受け入れられ、幸せそうに死んでいったじゃないか。
レンちゃんは何に囚われてるのかな…。聖書に描かれた神ばかり信仰するあまり、現実を見過ごしてしまってないか?
ダ・ヴィンチコードのシラスのような、盲信的な信者として、実体のない何かに囚われたものとしてレンちゃんは描かれていないか?
どうしてレンちゃんは家族と幸せになれなかったんだろう(それはレイがあんなに小さい頃独りにされた頃から、今立派になり、フィンと出会うまで続いたと考えられる。いやもっと長くか?)でも光の影響をまだ受けていて、それは自分(や家族)を犠牲にしてより多くの幸せを願うような、そんな姿に見えてしまったのです。

悪者として出てきた人なのに、こんなに感情移入して、勝手に色々考えて、今後裏切られたらどうしよう。
でもレンちゃんが素直に家族の元に還れる(もうどんなかえり方でもいいです。肉体があれば尚良い)ラストが、後に待っていればと思います。

3Dよかったです。
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