ダラス・バイヤーズクラブのTsubakiのレビュー・感想・評価

1980年代半ば。自堕落な生活を送る男が突然見舞われた体調不良。「HIV陽性で余命30日」という宣告を受ける。当時は「同性愛者の病気」と思われており、仲間たちは去っていく。少しでも長く生きるため、自力で代替治療薬をメキシコの闇医師からGET！苦しむ人たちと共に密売組織を作るが、製薬会社からの圧力を受けるように…
マシュー・マコノヒーが21kg減量して挑んだ作品。

病気と戦うはずなのに、政治や組織との戦いになっていくのがせつない。「生きる」ことに一生懸命にならなくてはいけないとき思わされた。