9人の翻訳家 囚われたベストセラーのTsubakiのレビュー・感想・評価

文学と拝金主義者とインターネット。設定と伏線からくるミスリードによる面白さがあったが、どうもスッキリしない。
密室劇としては中途半端。二転三転していくにもテンポが良くないと思ってしまうのは、アメリカ映画見過ぎのせいか？
9人もいるので編集でカットされたのかもしれないが、それぞれのバックボーンを掘りきれてないので、誰にも感情移入しにくく、さらりと進んでいくストーリー。
途中で正体がわかってしまうのと、死ななくても良かったんじゃないかなぁと思う人がいて、引っかかってしまった。やや消化不良…