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光にふれるのtokoのレビュー・感想・評価

光にふれる(2012年製作の映画)
4.0
過去鑑賞記録

生まれつき目が不自由なユィシアンはシャイで物静か。途中から彼の笑顔に癒されていきました。
前向きな挑戦、その挑戦には沢山の努力が必要。ピアノの才能もだけど、彼の戸惑いや不安、そして努力が淡々と描かれています。
決して派手ではないし、障がいを美化した映画では無いと思います。

「おどる」という意味を知らない彼。
知らない事を理解しようとする努力。
私達の中にも知らない事、知らない世界が沢山有る。その知らない事を知ろうとする努力をしてない自分に気がつきます。

映画ではユィシアンの周りの友達の関係が楽しい。一緒に笑い野球番組で応援し盛り上がる。なんか良いなぁ。

感動的な終わり方が多い映画の中で、楽しそうな音楽に皆の笑顔で終わるなんて、思わずこっちも笑顔になってた。
見終わった時に清々しい気持ちになる良い映画でした。
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