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項羽と劉邦 鴻門の会のLaserCatsのレビュー・感想・評価

項羽と劉邦 鴻門の会(2012年製作の映画)
3.3
「項羽と劉邦」を読み終わったので、畳み掛けてみた。
リウ・イエが劉邦、ダニエル・ウーが項羽、チャン・チェンが韓信を演じ、晩年の劉邦の視点で3人のことが語られる映画でしたが、話がとにかく暗かったですね…。
司馬遼太郎さんの本では、登場人物が皆チャーミングで、人はいっぱい死ぬけど、皆さん死に際にも清々しさを感じさせるものだったから、「項羽と劉邦」が好きだったらわざわざこの映画を観なくてもいいのかなぁと個人的には思いました。
項羽は「大漢風」のフー・ジュンのイメージが強かったり(血飛沫が無理で1話目で挫折したけど)、劉邦も可愛げのあるゴロツキっていうイメージが出来てしまってたからリウ・イエがあまりしっくりこなかったり、そういう先入観があったのもよくなかったのかなぁ。
ちなみに本を読んだ印象では、項羽、韓信、蕭何が好き。
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