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アイアンマン:ライズ・オブ・テクノヴォアのmitakosamaのレビュー・感想・評価

2.6
マッドハウスによるアイアンマンのアニメ化。いや絵は良いんだけどさぁ…。やっぱり違うよ。アメコミに日本のアニメの文脈をそのまま当てはめたら違和感しかないよ。

物語はトニーのアイアンマンとローディのウォーマシンが競争している所から。
スターク社による衛星兵器に対してパワードスーツのテロ集団がの傭兵が襲撃。
そいつらは撃破するが白い怪人の少年が現れローディがやられてしまう。
シールドのフューリーの静止を振り切り少年を追うトニー。トニーを止めようとするホークアイとブラックウィドゥ。トニーにはパニッシャーが味方になり衝突。

少年の所にたどり着いたトニー。その少年が映画のアイアンモンガーだったオバディアステインの息子エゼキエルだとわかる。
ナノマシンを駆使する新人類で、今までの人類を駆逐しようとするエゼキエル。

一旦はエゼキエルを捉えるが脱走されさらに暴走し衛星兵器を奪う。

まず日本のアニメ的なヒョロヒョロの美少年キャラがアメコミに合わなさ過ぎる。コレがソコソコのオッサンキャラならまだ見れたのに。
誤解を恐れずに言うがアメリカは男尊主義の父権的なマッチョイズムがヒーロー・ヴィランに求められるんだから。
ミステリアスな新人類キャラはヴィジョンもいるが、子供じゃないからね。

で、今作のエゼキエルがミステリアス風だが何が言いたいかさっぱり不明だ。
何を拗らせて、何故わざわざ衛星兵器を狙うのか。そもそも冒頭の傭兵を雇った理由は何故だ。別に女の人がいるがあれがなんなのか、何故暴走したのか、
何から何まで説明が無い。

暴走したエゼキエルに対抗するのがトニーとローディの友情パワーだが、エゼキエルの親子関係との対比になってないので話も中途半端に感じる。
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