このレビューはネタバレを含みます
自分から進んで娼婦の真似事をする17歳の少女の話。
常連の年嵩の男が行為中に死んだことが原因で両親に娼婦をしていることがバレてしまう。
ラストは、死んだ男の妻と、男が死んだ部屋で出会い、終わる。
死んだ男の妻が言った、「男に金を払わせてセックスをする」っていう言葉が、少女の行動の全てなのかなと思った。
親に娼婦をしてることがバレて通わさせられている精神科医の元で、少女は自分を汚らわしいと思うって言ってたけど、それは不特定多数の人間と金でセックスしてたからじゃなくて、セックスで男を殺してしまったとの思いから出た発言だった。
なんというか、何事にも理由はあるようでなくって、ただなんとなくなんだろうなと思う。体を売っていくら貰えるかで自分の価値を図ろうとするほど愚かではないし、同年代の男の子とのセックスはそもそもする気にもならないし、そこにきて娼婦なら、男に金を払わせて体を提供してやってるっていう、なんとも言えない心地よさがあって、楽しかったのかなぁ