そこのみにて光輝くのまよいマイマイのレビュー・感想・評価

生と性、貧困と暴力、行き止まりのなかで生きている人たちをしっかりと描いている。

呉美保監督作品の池脇千鶴と高橋和也がほんとにいい。

特に本作の高橋和也は田舎の都市にいる権力者がぴったりハマっている。

登場人物2人が浜辺を歩くシークエンスが印象的で、どことなく神代辰巳監督作品を彷彿させた。

監督が神代辰巳あるいは70年代のロマンポルノを参考にしたかはわからないが、あの頃のミューズ伊佐山ひろ子さんを重要や役に配しているのが嬉しい

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