Jumblesoul

非行少女のJumblesoulのレビュー・感想・評価

非行少女(1963年製作の映画)
3.0
北陸の不良少女の話。これが東京や大阪といった大都市なら、もっと悪くなったと思うけど、田舎の話なので不良度はライト級。
鶏小屋火災は失火みたいなものだし、置き引きや職場盗に喫煙飲酒といった程度。アル中の親父や極貧でなければ普通の中学生だったろう、薄幸の女の子の物語である。
役と同じ当時15歳の和泉雅子が好演。浦山監督に相当シゴかれたらしく、自然体のズベ公を見事に演じている。さえない青年役の浜田光夫もいい。
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