囚人13号

恐怖のまわり道の囚人13号のレビュー・感想・評価

恐怖のまわり道(1945年製作の映画)
4.5
風変わりすぎるが、ウルマーの猟奇的な執念とスリラー味がようやく観客のニーズと一体化したような感覚。
犯罪とはいえ組織はおろか発砲すら無いあたりは正真正銘インディーズ映画なのだが、そこに甘えずミニマルさを微塵も感じさせないので映画は本当に男/女/車(犯罪)なんだなと。電話コードのシーンはお世辞抜きで犯罪映画史上最高の場面の一つ。
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