近所のTSUTAYAでラブストーリーランキング1位になっていましたが、本当のテーマは恋愛ではなく、「家族」「生の素晴らしさ」でした。
主人公がタイムトラベルを恋人と上手くいくために使う『恋はデジャヴ』と同じかと思ったら全然違ったという…。
良かった台詞①
「最悪ですね」
「そんな言葉じゃ足りないな。舞台版タイタニックの幕が開けたら生存者ゼロだったのと同じだ。女性も子供も、ケイト・ウィンスレットもいない。全員死亡だ」
良かった台詞②
「怖いの。あの人のいない生活が想像できなくて」(うろ覚え)
ハリーの台詞は声出して笑いましたし、お母さんの台詞はお涙頂戴ではない実感がこもっていて、グッときました。
大切な人が死ぬ時って、悲しいとかその人が可哀想とかじゃなくて、まず自分の今後が怖い…というのが本音だよなと。
出てくる人がみんな良い人で、素敵で、作品全体をキラキラした空気が包んでましたね。
ティムの心の素直さ、優しさに触れて、鑑賞後に前を向ける映画。
ジョークの面白さは吹き替えの方が日本人向けにうまく訳してるのでオススメです(^^)