『皆さん、タイムトラベル能力を持ったら、真っ当に使いますか?』
【過去作レビュー】
「ある日どこかで」が大好きな自分にとって、「タイムトラベル+恋愛」って大好物なのに、公開当時観にいけてなかった作品。
今こうしてリバイバル上映されるくらいだから、ファンも多いんですね。
鑑賞しました。えっと、思ってたのと違う映画でした。
えっ、恋愛物じゃないの? → 家族映画でした。
えっ、タイムトラベルが重要なんでしょ? → そのへん、いい加減でした。
◆過去には行けるけど未来には行けない
ん?、過去に行ったらそのまま過ごすの? 今に戻ってこれるの? なんかそのへん曖昧。
◆過去に戻って歴史を変えるのはいいの? いけないの? なんかそのへん曖昧。
確実に歴史を変えて彼女をゲットしてるけど、それでいいんだっけ? 未来を変えるなよみたいなこと後から言われるけど。
〈オマケ〉
◆タイムトラベルを駆使してもゲットできなかった初恋の相手から後日告白されても拒否できるの?
その相手がマーゴット・ロビーなのに!?
監督、タイムトラベル自体にはほとんど興味ないんでしょうね。後半どうでもよくなってくるし。
何かしらの能力、権力、財力を手に入れたら、人間、真っ当に使う人もいれば、自分のいいように使う人もいるよね。なんか、人間なんてみんな曖昧だよね、と言われたような気がしました。
なので、最後なんとなくいい話にうまいことまとめられて釈然としない感じ。
男性だけがタイムトラベルできるという設定にどういう意味があるのかが、最後までわかりませんでした。
(10年前の映画だからな~)