ドジガヅくん

アバウト・タイム 愛おしい時間についてのドジガヅくんのレビュー・感想・評価

4.9
タイムトラベル物らしい面白さと不都合に対しての機転があり幸せを手にするが当然訪れる悲しい時間。ただそれがタイムトラベルの影響で起きることではなく、あくまで平凡な日常から誰もが経験する悲しみという点が肝。ただの恋物語ではなく家族に重きを置いているのも満点。
リチャード・カーティスの最後の監督作に相応しい傑作だった。恋の楽しさだけじゃなく人生の楽しさを再認識。心が洗われた感じがした。
タイムトラベルだけどタイムトラベルじゃない、SF設定ながらもそれはただのオマケであって本筋はとてもリアリティある心に響く感動作それが『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』