やっと見れました。
ここで個人的経験談をひとつ。
僕は時々友達なんかに映画を勧めるのですが、たいてい
「いや誰かの受け売りな言葉だろ。説得力ない笑」
「古い映画はつまらないからいいよ」
なんてことを言われ、互いの映画に関する熱量、リテラシーの差にジレンマを感じます。
はぁー、映画を人に勧めるのって難しいなぁ。。。
ここである疑問が生じる。
独創性ってなんなの?
僕は映画を理解するときには、人の意見も参考にするし、仮に見たときはつまらなくても、そういった意見を後々見ることで評価を改めたりもします。
これって受け売りで独創性に欠けることなんでしょうか?
感性の赴くまま初見の印象だけを頼りに評することが正しいのでしょうか?
この映画ではLEGOそのものの特性を活かしてそのことに関する考察をしている様に思う。(ひとつひとつは既存の限られたパーツであり、それを積み重ねて新たなものを作り上げる)
無能なマニュアル人間というものにそっとスポットライトをあて、新解釈を生み出すフィルロード&クリストファーミラーの作り手としての圧倒的な正しさに男泣き。
アンディウォーホルしかりタランティーノしかり、彼らが成してきたこととは一体何たるかということの回答を示しているような気もします。