パドゥ

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅のパドゥのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ブルース・ダーンが主役の映画。
ガッツリ演技してるの観るの初めてかも!
ワンハリはほぼ寝てるし。

もう自然すぎて、ほんとにあんなにヨボヨボ歩きだったのか、演技なんか分からん。髪もボサボサ、服もボロでなりきってる。

ウディ(ブルース・ダーン)は100万ドル当選の偽の手紙を受け取り、それを信じて疑わず、モンタナ州からネブラスカ州まで取りに行くという。

妻や息子が止めても全然言うことを聞かないので、次男がつれていくことに。

途中で両親が元々暮らしていた町に立ち寄り、叔父家族と久々に再会し、父の昔の同僚などと知り合う。
ウディが当選したことを皆に言ってからが、人間のやらしさが出てて、どこの国でも同じやなぁと。
突然、皆の目の色が変わり、お金の無心をしてくる。
ほんとは当たってない、といっても、もう信じてもらえない。

そういう人たちにビシッと対応する妻。この奥さんのキャラがなかなか強烈で、スパイスになってて面白い。

父の若かりし頃のことや、両親の関係性も分かってくる。
歳とると、その辺も冷静に受け止めれるから、それで前より父との距離が縮まっていく。
ウディがラシュモア山に悪態をつくところ、ウディと息子のなんか噛み合わない会話(コンプレッサーのくだり)が可笑しかった。

ウディが半分ボケてきてるけど、憎めないキャラでほのぼのした。
とはいえ、実際、自分の父がああなったら困って仕方ない。
パドゥ

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