一式

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅の一式のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

自分と父を主人公達に重ねて見てしまい本当に心に残った作品です。
ダメ親父としか思われてない父とそう思う息子、懸賞金は手に入らなかったけどこの旅を通じてもっと値打ちのあるものを得れたのでしょう。
自分が子供の頃、あんなに強くて頼りになった父が衰えていると実感してしまうのは悲しくもあり、同時に息子として自分の中に、今度は自分が父さんを護るんだ、という気持ちが芽生えるものだと思います。この二つの気持ちはきっと父と子に今まで以上に強い絆を生むのだと確信しました。
言いたいことはいろいろありますが、1番好きなのはやはりラスト。
意気消沈していた父への息子の心遣いが本当に優しい、トレーラーを運転するシーンは本当に名シーンだと思います。父さんを笑った奴ら本当にざまあみろです(笑)
父さんがそれに気づいていなさそうな感じも本当にうちの父親にも似てて(笑)すごくいいシーンだと思いました。
あとラシュモア山を2人で見つめるシーンの気まずさもお気に入りです笑
一式

一式