このレビューはネタバレを含みます
小説未読。
史実は劇的だ。レッドウィング作戦や纏わる事を調べれば成程と思う事があり、壮絶な出来事だったのだと思う。
しかし史実の劇的と映画の劇的は必ずしもイコールではない。
【事実を元にした】と言う映画は必ずしも事実ではない。造り手の脚色が入り何処までリアルを追求するかでそこ迄やったらそれはもうフィクションって作品もある。
この映画は『劇的でしょ?』『ドラマティックでしょ?』と全面に押し出して来るので少し鼻につく。このテーマならもっと泥臭くて良いのになぁと思った。
崖からあんな風に飛び降りたのかな?もっと滑り降りたんじゃないかな?
銃撃戦の最中あんなに会話してたのかな?てか会話中敵さんは撃ってこないの変だよね。
…とか。凄い作品的表現が多かった。
ドラマティックをめちゃくちゃ押してくるなぁって思ってたら、制作にマーク・ウォールバーグが関わってたw…成程、納得納得。いつも通りね。
エンディングの本人写真で興味がわきネットで色々調べたから僕の中で完成したが、この作り方だと事実は伝わりきれてないんじゃないかな?
個人的には色々調べたから勉強になった。