今の暮らしが幸せなんだって改めて実感させられる作品。
ただ, これはアメリカの視点から描かれているからシールズの人たちのプライベートも描かれてて共感できる。
もし, あの戦いの相手のタリバンが主役で彼らにも妻や子供がいることを描いていたら?
たった数人のアメリカ兵に何十何百というタリバンが撃たれていた。
アメリカ兵の負傷は痛々しく描かれていたがタリバンは簡単に倒れていくだけ。
果たして正義とはなにか?
彼らタリバンにも正義があっての行動だろう。
ただ, どんな理由でも正義のためでも他人の命を無闇に奪うのは良くない。
これはおれの正義。
食物連鎖の外で命を奪い合うのは子供の喧嘩の延長線上に過ぎないと思うからだ。
とにかく, 答えは出ないが色々と考えさせられる深い内容だった。