このレビューはネタバレを含みます
デヴィットは533人の生物学的父親になっちゃって、毎日守護霊のように子供たちに接触する。子供達は父親の情報の開示を求めているだけど、デヴィは名誉毀損で訴えて金を得ようと対立し。そののち、裁判には勝つが自ら正体を明かして大勢の家族と新しい命の誕生を分かち合う。
ダメ人間が子供欲しいと思った矢先に、533人の父親に!っていう爆笑な設定。一人一人の子供との守護霊エピソードが嬉しくなる。
特に役者の息子。役もらえたと聞いたときすごくこちらまで幸せになった。
障害もちのライアンの存在も、すべて同じ息子として向き合ってるのが伝わってまあよかった。
デヴィットの父親も素敵。
デヴィットが家族の中でクズ扱いされてるんだけど、そうではあるが素敵なところも持ち合わせてるっていうのをしっかり言ってくれる。それがマスかき大王に繋がってるのも見事。
こういう細かい状況がつながってるから普通都合よすぎと思えるものも、見られる。
特に、父が借金チャラにしてくれる人間性も、その晩餐会のシーンによって裏付けされてる。
良いコメディ。