BK477

寄生獣のBK477のレビュー・感想・評価

寄生獣(2014年製作の映画)
3.5
ここ数年の邦画は良くなってると改めて感じます。
従来の邦画はスポンサーの一番手はやっぱりテレビ局で。
すなわち興行で稼いだ後、テレビ放送することも視野に入れてる。
テレビで放送するためにはモラルに反する描写がなくなる。
金儲けのための大衆向けの作品になるってことで、
だから往々にして作品がつまらなくなる。

こういう事情があるから「アイアムアヒーロー」はテレビ局のスポンサーを蹴って頑張った。

そして偉大な作品になったという例もあるが、本作はテレビ放送を視野に入れてるとは思えない残酷なシーンも出てくるので、かなり驚き。

原作は途中までしか読んでいないが、ビジュアル化はかなりよくできてると感じた。

ミギーの口や動作は、阿部さんのモーションキャプチャーをしたというのも驚き(メイキング参照) 一方で、ミギーが主人公の味方となるまでの過程が駆け足になっていて、ミギーが最初から良い奴のように見えたのは少し違和感を感じた。
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