親知らず痛夫

シンデレラの親知らず痛夫のネタバレレビュー・内容・結末

シンデレラ(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

シンデレラ実写化。

"シンデレラストーリー"なんて言葉があるような王道オブ王道ストーリー。
監督のケネス・ブラナーが
「なぜ、まま母は意地悪になってしまったのか?なぜシンデレラはあんな扱いを受けていたのか。人物を掘り下げるんだレラ!」
って言ってて、結果、逆転玉の輿ストーリーが自分で選択をして生きる強い女性の話に。
実写の『マレフィセント』みたいに物語を大改変しないで、話の大筋は変えずに物語の価値観を変えたこのバランス感覚。

観に行く人全員がこの先どうなるかを知っているって、作り手としては怖いことだと思う。必然、映像が大事になるわけだけど、めっちゃ良かった。魔法のシーンとかイエーイ!ってなった。

今回は、男にコントロールされることのない女性の強さ。
黒人の執事、舞踏会で黒人のプリンセスがいたりする差別への配慮。
なんてのが見えておもしろかった。ディズニークラシックを時代に合わせたりものに作り変えていくというのはこれからも続くと思うので、要注目だレラ。


【観終わって思いだすこと】
・シンデレラ城のCGロゴが実写に変わる瞬間ガッツポーズ
・景色がすーごい
・シンデレラの衣装は100点
・エンドロールの歌まで聞いて一本