あやと

エスケイプ・フロム・トゥモローのあやとのレビュー・感想・評価

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なかなか考えれば考えるほど映画的思索的な作品

無断ディズニー撮影敢行云々以前に、「夢の国」を謳う遊園地において夢と現実を混合し始める主人公とその逃亡を描く、なんともニヒルな作品だなあと感じる
全編白黒撮影でそこに意図があるかはいまいちわからんけど、主人公の感情描写を絵画的に表現していてその部分においては監督の驚愕するほどのホラーチックかつダイナミックな感性に脱帽
フランス娘の二人を映すときの煌びやかな感じ、うますぎる 単なる編集だけではなく光の眩しさ、たぶんカメラで撮るときに自然光との関係まで意識してるんだと思う、拘りを感じる
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