RISA

ラヴレースのRISAのネタバレレビュー・内容・結末

ラヴレース(2013年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

たった、17日間で語り継がれていく
ラヴレースという存在が誕生した
輝かしくも女性としての
計り知れない壮絶な苦悩とともに
その後女性として生き抜いた
主人公リンダスーザンボアマンのお話。

実話というからメッセージ性に
とても重みのあって、
映画としてはスターになるまでと
なったあとすぐの輝かしい部分が
印象的だったけど、
現実ではその裏の苦悩と
その後女性として
女性の権利を主張し続けた
本当の彼女の生き様がすごいなと。

70年代のお話だから、
衣装もとても魅力的だし
なによりアマンダさんが
美しくもキュート。
女性としての弱さと強さを
ひしひしと感じられました。

ストーリーも前半所々表れる
影の部分が後半では全面に
出てくる(伏線回収的な)感じとか
当時を再現した衣装や、
インタビューの映像もリアルだし
さらっとしているようで
どっしりとした重みのある作品。

友達との再会で、夫のいるなか
洋服店の試着室でひそひそと
交わす会話のシーンと
夜中実家に戻って泣きながらも
お母さんに理解されないシーンが
すごく切なくて印象的。
RISA

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