太

さいはてにて やさしい香りと待ちながらの太のレビュー・感想・評価

4.0
こういうゆっくりとして温かく、バッドエンドではなく、人間と人間がそこにいるような物語はやっぱり心燻られるし好きだなあ。珈琲をとってつきのコップではなく、湯呑みで飲むところ好きだなあ。アリサが同級生の子に豆を選んであげるシーン、泣かされましたね。海外の監督が撮っているということで、ネグレクト母の激変とか文化的なコンテクストの大雑把さには片目を瞑っても、十二分に楽しめる映画だった。
太