【若かりしジェニファーとクロエ】
この映画、おそらくジェニファー・ローレンスとクロエ・グレース・モレッツが日本でもブレイクしたので、作られて６年もたっているのに日本で上映されることになったんでしょうね。
二人とも若いですね、この映画では。ハイティーンのジェニファーと10歳くらいのクロエ。顔立ちは基本的には同じですけど、若い時分の彼女らを見たい人には悪くはない映画でしょう。
ただし、お話として面白いかというと、部分的には（特にクロエについては）見どころもあるのですが、筋書きには跳んでるところもあって、うーん、一つの作品としてはどうかな、と思いました。
女性監督が自分の体験を下敷きにして作った映画だそうですけど、自分の体験は体験として、映画作品をそこから作る場合は客観化の工夫が必要です。その辺が、ちょっと、ですね。最後近くのバスケのシーンも何となく唐突だし。
