なぜだかがっつり泣いてしまいました。
それはわたしがタイ大好きだからであって、そうでもない方が見ればかなり冗長なストーリー展開かもしれません。ギャグもしつこいし。
でもそんなところも愛しい、タイ産ホラー＆ラブストーリーでした。
死んでもあの人が心配で、そばにいたいって気持ちはよくわかりますし、映画の題材でもよくあります。ただこの映画の中で「幽霊」と訳されていたのは原語では『ピー』と言ってたと思いますが、ピーはタイ独自の目に見えない存在で、より広義の意味を持つのだと思います。日本語で「精霊」と訳されてるのもよく見かけました。
それにしても男性陣の髪型がかなり独特だったのですが、あれは昨今のタイの流行りですか？
あと、虫嫌いの方は要注意です。
冒頭、戦場で励まし合う男性たちが映画の話をしていて、『スリーハンドレッド』『ラストサムライ』とともに『ロッキー』が出てきて少し嬉しかったです。ロッキーは戦争ものではありませんが…。
