たむ

ダリオ・アルジェントのドラキュラのたむのレビュー・感想・評価

2.3
あくまで「ダリオ・アルジェントの」ということをちゃんと知っていないと、とんでもない事故物件です。
どうしようもないB級のエログロのドラキュラで、ブラム・ストーカー原作のキャラクターを使いながらも、自由に描いていきます。
そこにダリオ・アルジェント監督ならではの作家性が見えてきます。
赤い血とエロですね。
生と死のバランスの危うさ。
この監督の変態性は今に始まったことではありませんが、今回も娘がしっかりと出演しています。
撮る親父も親父なら、出演する娘も娘だな…と一体どんな親子関係なのか、映画とは関係ないところも気になってしまいます。
たむ

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