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恋するふたりの文学講座のmakirakiraのレビュー・感想・評価

恋するふたりの文学講座(2012年製作の映画)
3.3
ふむ…
邦題に「恋する」と入れるほど恋がメインの話でもない気が。
メインテーマは「年を重ねるということは…」かな?

主人公ジェシー(35歳)の母校である大学が舞台。

リタイアを決めた教授の悲哀だとか、颯爽と歩くロマン文学の女性教授、鬱だった青年との交流などのエピソードがあって、それぞれ何かを自分に重ね合わせて見ていた。

ザックエフロンがちょい役で出ていて、主人公の背中をそっと押すような絶妙な存在感。バカなヒッピーぽいけど(笑)

これといって盛り上がりもなく、ちょっと地味だけど何となく爽やかな映画でした。

田舎で緑に囲まれたキャンパスが美しい!!
私もこんな所で読書したり、熱く語り合ったりしてみたいな~( 〃▽〃)

「女々しくて多弁な少年は強い男になれない。
自分で稼いで何かを築いて 敵の顔面を殴るのよ」っていう女教授のセリフが一番かっけー!
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