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冬冬の夏休みのtaのレビュー・感想・評価

冬冬の夏休み(1984年製作の映画)
3.9
監督自身の幼年期の思い出が色濃く反映されているのは間違いないのに、戻らない過去への執着は感じられない。カメラのこちら側(=作り手たち)の重さから逃れた画面上には、夏の光と風といくつかの出来事が、その軽さとともにそのまま映し出されている。

随所で画面を横切る列車が良かった。
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