はる

冬冬の夏休みのはるのレビュー・感想・評価

冬冬の夏休み(1984年製作の映画)
4.2
台湾の風景は、多分日本人の私たちにとって懐かしみを与える要素を多く含んでいて、それは過去の自分の体験に重なる部分と継承されている文化的な懐かしみがあるのだと思う。

家も街も懐かしくて美しいのだけど、何処か想像と違う、不思議な装置として関わってくる。

風が気持ちよく吹き、日が差し込む、その美しさは情景に常にある。

この話はトントンたち子供たちの無邪気なシーンも勿論よいのだけど、大人達の遠慮しない言葉や問題も当たり前のように絡んでくる。
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