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午後3時の女たちのpandatakashiのレビュー・感想・評価

午後3時の女たち(2013年製作の映画)
3.9
セックスレス以外は何の問題も無い夫婦が夜の営みを取り戻すべく、友人夫婦とストリップに遊びに行き、旦那の奢りでストリッパーと個室に入った事で、今迄閉ざしていた性に対するコンプレックスを無意識に開放していく妻と、巻き添えを喰らう家族と友人のお話。
住むところを失ったストリッパーでセックスワーカーのマッケナが、部屋を提供してくれる主人公の女 レイチェルに
「母が悪魔の宗教を信じてる。
 私もそうなるのかな?」
なんて言うから、もっとエグい感じになるのかと思ったけど、週刊誌レベルの軽〜い事件(勿論、巻き添え喰らった友人はお気の毒ですが)しか起きないのが個人的には良かった。これが殺人とか何とか、もう戻れない所まで逝っちゃった話だったら全く救いが無いわけで、この映画は救いを見出してギリギリ綺麗な感じで終わって行くので、あんまり下品な感じがしません。
無駄にヌードを多様しない感じも上品と感じた所以かもしれません。
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