KANIO

泣く男のKANIOのレビュー・感想・評価

泣く男(2014年製作の映画)
5.0
まーーーーーーじで。
まーーーーーーーーーじでチャン・ドンゴンが格好いい。
『アジョシ』のウォンビンのようにスタイリッシュに敵を倒していくのではなく、今回の主人公はかなりジメっとした泥臭さがある…。
イ・ジョンボム監督は主役から脇役まで魅力的なキャラクターを造るのがめちゃくちゃ上手いね…。

相変わらず「血で血を洗う」という言葉が正に当てはまるようなバイオレンスなシーン満載で、
物語中盤の団地での銃撃戦なんて、韓国映画ならではの血生臭い戦闘とシチュエーションから来る張り詰めた緊張感でもう最高。

ドラマも手堅く良く出来ていて、無駄な蛇足感だとか投げやりの伏線とかもなく、でも必要な時にはしっかり外連味を出してくれるので見終えた後の「うおー!」って感じが堪らない。
うおーーーー!!!!
KANIO

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