レスリングのオリンピック金メダリスト
マーク・シュルツがデュポン財閥の御曹司
ジョン・デュポンから自身のレスリングチーム
「フォックス・キャッチャー」に誘われて…
実在の事件を基にした映画。
レスリングとはこんなにも激しいものなのか
冒頭の人形を投げ飛ばすシーンは
あれが人間だと思うと怖すぎ…
マーク役のチャニング・テイタムが凄い。
6ヶ月にも及ぶレスリングの稽古を受けてたそうで、動きが本格的で本当に強そう。
そして筋肉が凄い!
ジョン役のスティーヴ・カレルは
リトルミスサンシャインの頃とは、もはや別人。
何を考えているか分からない無表情が
ただただ怖いです。
兄ばかりに注目が行くのが気に入らない
弟マークは自分を認めてくれるジョンに
尊敬の念を抱き、そして彼に依存していく。
しかし支配欲が強く、自分の栄光の為には手段を選ばないジョンが求めているのは、マークだけでは無かった。
雲行きはだんだん怪しくなっていき、
そして事件は起こる。
いや、まさかとは思ったけどそうなりますか。。
口数の少ない2人と、音楽も控えめなので
本当に粛々と話が進む感じ。
だからこそ、余計にジョンの異常さが際立った。
マークとジョンの関係はどうなんだろう。
夜のトレーニングのシーンは…
そうなるとまた話は変わりそう。
マイナス同士の2人を見ていると疲れました。