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フォックスキャッチャーのKeyのレビュー・感想・評価

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)
3.4
レスリングのオリンピック金メダリスト
マーク・シュルツがデュポン財閥の御曹司
ジョン・デュポンから自身のレスリングチーム
「フォックス・キャッチャー」に誘われて…
実在の事件を基にした映画。

レスリングとはこんなにも激しいものなのか
冒頭の人形を投げ飛ばすシーンは
あれが人間だと思うと怖すぎ…

マーク役のチャニング・テイタムが凄い。
6ヶ月にも及ぶレスリングの稽古を受けてたそうで、動きが本格的で本当に強そう。
そして筋肉が凄い!

ジョン役のスティーヴ・カレルは
リトルミスサンシャインの頃とは、もはや別人。
何を考えているか分からない無表情が
ただただ怖いです。

兄ばかりに注目が行くのが気に入らない
弟マークは自分を認めてくれるジョンに
尊敬の念を抱き、そして彼に依存していく。

しかし支配欲が強く、自分の栄光の為には手段を選ばないジョンが求めているのは、マークだけでは無かった。

雲行きはだんだん怪しくなっていき、
そして事件は起こる。
いや、まさかとは思ったけどそうなりますか。。

口数の少ない2人と、音楽も控えめなので
本当に粛々と話が進む感じ。
だからこそ、余計にジョンの異常さが際立った。

マークとジョンの関係はどうなんだろう。
夜のトレーニングのシーンは…
そうなるとまた話は変わりそう。

マイナス同士の2人を見ていると疲れました。
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