面白い。レスリングでオリンピックで優勝しながらも恵まれないマーク、兄のデイヴへの依存をやめデュポンのチームに加入するも今度はデュポンへの信仰に近い関係に陥る。
デュポンは成功やら名声に取り憑かれた支配者。自分に理解を示さない母やデイヴへのストレスは増す。
ボウイの『Fame』の引用はまあ『ハウスジャック~』でもそうだけれど、名声を求める狂気性を象徴してるがそこまでかな...。
しかしデュポンの怖さはまあすごくて、愛国心を示してるけど多分それは自分が中心とした(活躍する)アメリカへの愛であって結局自己愛
デイヴからの自立を図って、デイヴのアドバイスを必要ないと拒否したマークだけど、まあ試合で負けちゃう。そんでデュポンの支配下に陥らないデイヴへの反感意識はだんだん強くなる。
事件のことは全く知らなかったので面白かったですね