このレビューはネタバレを含みます
ここまできたら、もうブラックコメディなのでは⁈
シリアスな展開なのに、どうしても笑ってしまうシーンが何箇所もあった。(特にデュポンの見栄をはるシーン)
ただ、マークとデュポンの寂しい者同士が、どうしようもなく惹きつけられる様は、見ていて「あぁ〜…そうなるよね…」と思わざるを得ない。
一種の宗教じみた、崇拝と支配的な世界は、それはそれは居心地がよかったんだろうな…。
兄であるデイブは全く悪くないけど、「正しくあることが、人を傷付ける」ということを体現している。
3人とも、完全な悪人でないため(むしろある種の被害者)なので、あの終わり方が恐ろしく切ない。
メインを務めた俳優陣は、3人とも本当に素晴らしかった!