いめーじ

X-MEN:フューチャー&パストのいめーじのネタバレレビュー・内容・結末

X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

すごく良い映画じゃないですか!
ミュータント達は突如現れたセンチネルという敵に歯が立たず、絶滅の危機を迎えていた。そんな時にキティが過去に送ってくれるそうなので、ウルヴァリンは過去に戻ってセンチネル誕生を阻止する旅に出る!

戻った過去ではプロフェッサーもマグニートーも若い!
チャールズは心に大きな不安を抱えていて能力を封印していてエリックは獄中。
不仲なお互いが再開し、和解したような雰囲気になるが結局めんどくさいことになってしまう。
どうやらレイヴン(ミスティーク)が運命の分岐点のトリガーのようで、とある技術者がミスティークに殺されてしまったらセンチネルを生み出すきっかけになってしまうらしい。
それを阻止しにチャールズとローガンが一緒に行動するのはワクワクした。あとビースト君も良い。
そこで若い頃のストライカーも登場する。

ミュータントの能力アクションは迫力満点。
炎も氷もテレポート空間も金属曲げも全力!
特にクイックシルバーが超かっこいい!
ローガンは全然戦っていない気がする。まだ骨だもんね。

チャールズが調子を取り戻すために未来の自分から助言をもらうシーンが好き。
苦しみに負けず耐えるという能力、その源は希望。

終盤にはチャールズも能力発揮したり不完全センチネルと戦ったりと忙しい。

レイヴンはこのままミスティークにならないまま過ごしたのだろうか。

ラストは最高の改変だ。
スコットが生きている!
スコットに再開したローガンも純粋に喜んでいて、ジーンまで生きている。
スクールの状況からしてプロフェッサーはローガンの助言通りに仲間を集め、本当に献身的に頑張ったんだなと感じられる。

過去に戻らないと生き延びられないのなら戻っとくべき。それが自分達の武器なら、生きるためには何でもやったほうがいい。過去に戻って未来を変える作品は、未来は変えられないとかネガティブなものが多いけどこれはほんと清々しい。

ローガンが過去に戻っていなかったとしたら過去のシリーズに矛盾が発生したりするのだけれど、もうどうでもいいよね。

『ウルヴァリンSAMURAI』の出来事も無しになるのか。寂しいような気がしなくもない。

改変後の未来じゃローガンは骨のままなんだろうな。そう考えれば「LOGAN」の悲劇も無くなるしトゥルーエンドすぎるよ。