備前長船

万能鑑定士Q モナ・リザの瞳の備前長船のネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読。
率直な感想を言うとよく出来ているけど、すごく面白くはない映画ってとこでしょうか。
もちろん十分普通に楽しめるレベルには達しています。
映画にするには内容がちょっと高尚過ぎるかな。

何千本と映画を見ていますが、それだけ見てると目新しい要素や知らない知識に巡り合える機会がほとんどなくなってくる。
しかし、この映画では高周波と低周波で音を打ち消すことや贋作を見極める訓練法など初めて知ることがいくつかあり、とても関心させられました。
原作を書いてる人がよっぽど勉強家なんでしょうね。

気になったのはキャスティング。
松坂桃李は人気はあるそうだが、役者としてはまだまだ。
まあ年齢的にキャリアがまだまだ不足してるってのもあるんだろうけど、若くてもうまい役者はたくさんいます。
初音映莉子の方も年齢の割には出演作が少なく、技量不足と迫力不足を感じました。

よく比較される「ダヴィンチ・コード」よりは、こっちのが好きかな。
備前長船

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