仮面の大使

STAND BY ME ドラえもんの仮面の大使のレビュー・感想・評価

STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)
3.0
 エピソード詰め込み映画。

 冴えないのび太の前に22世紀から孫の孫セワシと、猫型ロボットドラえもんがやってきた。悲惨な未来を変えるため、セワシはドラえもんをお世話係としておいていく。果たしてのび太は自分の未来を変える事はできるのか。

 祝『ゴジラ-1.0』日本アカデミー賞8冠ということで山崎貴監督作品をチョイス。Netflixにはろくな山崎貴作品がなくて『ドラゴンクエストユア・ストーリー』か今作かで迷ったけど、ドラ泣きに期待して今作を見ました。

 結果、ドラ泣きならず。確かに各エピソードは泣けるものなのかもしれないけど、総集編感がすごくして、物語に入りきれませんでした。

 あと、のび太がすごく不甲斐ない。いつでも道具に頼ってばっかりで、自分で努力しない。何度苛立ったことか。テストの勉強するところを間違えるのとか、それぐらい勉強前に確認しろよと思ってしまうのは心の狭い人間になった証拠だろうか。

 ただ懸念点だったCGはそこまで違和感なく見れたのは良かったし、未来のシーンの映像とかはワクワクした。

 これだけ見るとジャイアンやスネ夫はとんだいじめっ子だし、のび太は情けない。しずかちゃんにはどうか出来杉君とくっついてほしいと願わずにはいられなかった。

 
仮面の大使

仮面の大使