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STAND BY ME ドラえもんのRのネタバレレビュー・内容・結末

STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

自宅で1人で鑑賞。

2014年公開の「ドラエもん」フルCG映画作品。

監督は「海賊とよばれた男」の山崎貴と「frends もののけ島のナキ」の八木竜一。

要は「フルCG版ドラエもん感動短編の詰め合わせ」といった感じ。

原作第1話「未来の国からはるばると」「雪山のロマンス」「のび太の結婚前夜」「たまごの中のしずちゃん」「しずちゃんさようなら」「さようならドラえもん」「帰ってきたドラえもん」の7編を一本の作品にして、まとめた内容となっている。

俺個人としては劇場版にどらえもん長編と今はなきドラえもんズと3本一緒になったうちの1本である感動モノの短編は毎度毎度ハンカチがぐっしょりするくらい泣かされた思い出があるんだけど(特におばあちゃん子なので「おばあちゃん思い出はヤバイ。ある意味「二度と観れない」作品)、今作でもそん中にあった「〜結婚前夜」や「さようならドラえもん」が入っているということで当時は流石の山崎貴でも泣けるだろう、ドラ泣きするだろうと思っていたのだが…

泣けなかった理由は明確に2つ。

1つ目は「フルCG」だということ。確かに夜の町や未来都市をタケコプターで飛翔するシーンはアクロバティックなワクワク感があって良かったのだが、肝となる感動シーンとは個人的に食い合わせが悪いように感じた。ドラえもん特有の暖かみがないというか。

あと、これは世代の問題があるんだけど、こうやって改めて決定版みたいなもん見ちゃうと旧世代の声優さんたちならもっと泣けたんだろうなぁと思ってしまうんだよね…。

今の声優さんたちが悪いわけじゃないんだけど、そっちならまだ「ドラ泣き」する自信がある。

妻夫木聡(「ミュージアム」)が演じた大人ののび太は良かったんだけど…。やっぱ芸達者だなぁ。

あと、改めて最初にジャイ子との未来があったこと思うと、あぁ…時空犯罪違反…。

そこは濁しちゃあダメなんですかね。
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