どことなく只者ではない雰囲気だが、なんてことないホームセンターに勤務する中年男性。
彼は妻を亡くしてから、眠れない長い夜をやり過ごすために、24時間営業のダイナーに通っていた。そこで一言二言交わす仲になった少女がいた。彼女は売春を強要されていた。
長い葛藤の末、彼は、彼女が所属するロシアマフィアに話をしに出かけた。
彼女の自由と引き換えに9800ドルを持って。
たった19秒の出来事だった。
あたりは血の海。
人知れず悪を成敗する静かなヒーローの話。
主人公はおじさんだし派手さもないし自己主張もしない。俺がやっつけたよ〜!とか言わないところがかっこよすぎる。渋い。
とにかく強くて安心して観てられる。
悪に問答無用で対処するわけじゃないのがまた良い。必ず選択肢を与えるところも良い。
久しぶりに観たけど面白かった